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令和6年度 認知症看護認定看護師教育課程の開講式が挙行されました


2024年6月3日、令和6年度認知症看護認定看護師教育課程の開講式が山梨県立大学池田キャンパス看護実践開発研究センターにて執り行われ11期生となる19名が入学しました。

本学の早川正幸学長から、「2024年1月1日に施行された『共生社会の実現を推進するための認知症基本法』(以下、認知症基本法)が施行され、背景には、2025年には700万人(高齢者の5人に1人)に達すると言われる認知症の人の増加が予想され、国民全体で、認知症と向き合う『共生社会の実現』のためには、認知症看護認定看護師の役割は重要であります。そのため教育課程ではおよそ7か月間にわたり、認知症看護倫理やコミュニケーション、ケアマネジメントなど共通科目、専門科目、実習を含め660時間のカリキュラムとなっています。これまでのみなさまの貴重な臨床経験と専門的な知識を統合して、認知症の人の尊厳を守る関わりについて深い学びを期待します。この道のりは、決して容易なことばかりではないと思います。聖路加国際病院理事長であった故日野原重明先生は『どんな困難に直面しても、“ここから始まるのだ”ととらえ直すことができれば、私たちはかならず前進できる』と述べています。立ち止まりながら、しなやかに前進できる柔軟性とたくましさを備えて学んでください。当大学の理念と目的は、『グローカルな知の拠点となる大学』『未来の実践的担い手を育てる大学』『地域に開かれ地域と向き合う大学』です。本学の教職一同、皆さまの学びを支援します。結びに、皆様にとって充実した日々となることを祈念し、今後の飛躍を期待しております」(一部抜粋)という式辞でのお祝いのメッセージをいただきました。

2024年1月1日に施行された認知症基本法において、当事者の意思を尊重した共生社会が謳われ、地域包括ケアシステムを推進するために認知症看護認定看護師に期待される役割は更に大きくなっています。今年度入学された19名の県内外の看護師は本課程において7ヶ月間の研修と実習をへて認定看護師の受験資格を取得します。

教職員一同、ご入学を心から歓迎し、お祝いを申し上げるとともに、本学での学びが実り多きものとなるよう全力でサポートいたします。

尚、開講式の様子は6月3日のNHKのニュース報道で紹介されました。
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