１　名　称
「手でみるプロジェクト2022」

２　会　場
山梨県立図書館・国立台湾藝術大学(台湾)・山梨県立盲学校

３　内　容
　豊かな感性を育む美術、その中でも立体は一見難しく考えられがちですが、実際は触れることができる形を3次元に持つという特徴から、たくさんの鑑賞の糸口があるジャンルです。本展は国内外の大学・県内公共施設・県内作家・盲学校の連携により、実際に作品を手で触れて鑑賞することで絵画や彫刻などをよりわかりやすく体感できる展覧会・ワークショップ プロジェクトです。
　展示作品には触れることができ、点字や映像等で作品・教材について知ることができるよう工夫をしていきます。また、今回は図書館・台湾の大学施設での開催ということもあり、図書館では触れる彫刻や教材、学生が作成した、触って楽しめる手作り絵本なども紹介、台湾では日・台若手彫刻家（日本側は山梨ゆかりの作家）と盲学校児童との作品交流を軸にご紹介いたします。
　感染症に留意し、子どもも大人も視覚に障がいのある方もお楽しみいただける取り組みを目指します。

４　会期・会場
①2022年10月21日（金）〜23日（日）10：00〜17：00
　（初日13:00から、最終日16:00まで）
　山梨県立図書館交流ルーム101•102
　「ふれてみる展覧会2022」
　※感染対策として入場制限・消毒・手袋をしていただく場合がございます。
②2022年11月2日（水）〜13日（日）10:00〜17:00　
　「用手去看見世界　手でみる美術展in台湾」
　台湾　国立台湾藝術大学（國立臺灣藝術大學大學教研大樓1F国際展覧廊）

５　開催形態
日本開催共催：山梨大学、山梨県立大学、山梨県立図書館、手でみるプロジェクト実行委員会
協力団体：山梨県立盲学校、 Federazione Nazionale delle Istituzioni Pro Ciechi 、國立臺灣藝術大學、台中 大葉大学、国立中興大学・台湾非視覚美術教育協会、山梨ライトハウス、公益財団法人日本盲導犬協会日本盲導犬総合センター（富士ハーネス）

６　展示内容
彫刻作品、素材触覚鑑賞教材、さわる絵本、点字解説等

７　関連事業
① -a. ワークショップ「粘土で彫刻　～生きている犬と犬の骨格をさわりながら～」
　講師／東京藝術大学　宮永美知代、山梨大　武末裕子、山梨県立大　古屋祥子
　造形日時／9月27日（火）10:00〜12:00、13：00～14：30
　鑑賞日時／10月21日（金）10:00〜12:00
　会場／山梨県立盲学校
　造形対象児童／山梨県立盲学校小学部 児童　3名
　鑑賞対象児童／山梨県立盲学校小学部・中学部（＊時間と共に盲学校へ確認）
　協力／公益財団法人日本盲導犬協会日本盲導犬総合センター（富士ハーネス）、山梨大学 佐々木研究室
① -b.レクチャー１「『ふれてみる展』台湾・日本から」
　（講師／芝田典子氏他　台湾の出品者）
　日時／10月21日（金）16:30〜17:10　場所：オンラインによる配信型
　対象／学生対象・事前希望者として学外者も受け入れ可。
　＊申込：文末HP QRコードからHPへ、HPからGoogleフォームアクセス10月15日まで
① -c.レクチャー２「解剖学からの触覚鑑賞の魅力」
　（講師／宮永美知代氏　東京藝術大学助教）
　対象／一般・学生
　 日時／10月22日（土）13:30〜15:00
　場所：オンラインによる配信型
　＊申込：文末HP QRコードからHPへ、HPからGoogleフォームアクセス10月15日まで
① -d.レクチャー３「ふれてみる絵本の魅力　イタリアから　２」
　（講師／森泉文美氏）
　対象・場所・手順／展覧会場QRコードから動画へアクセス
② -a．出品者解説「ふれてみる鑑賞会」
　日時／2022年11月2日（水）11:00〜12:00（仮・盲学校へ確認）
　会場／國立臺灣藝術大學（仮）　オンラインで日本と台湾をつなぎます
　対象／山梨県立盲学校小学部 児童（オンライン参加）・来場者