JICA草の根技術協力プロジェクトのセミナーを開催しました。
2022年4月1日、国際政策学部の教員と学生がベトナムで実施しているJICA(国際協力機構)草の根技術協力「農村体験型ツーリズム推進のための青少年教育プログラム構築」の研修会とオンラインセミナーを行いました。
このプロジェクトは、ベトナム北部の農村を対象として、小中学生への観光教育活動を通じて、若者の地域への理解や愛着を向上させ、体験型観光等の地域の担い手を育てることを目的としています。
セミナーは、ベトナム側から、観光や教育に関する行政機関、地域での社会活動を行う青年団、小中学校の教員などの参加がありました。
まず、安藤勝洋教授よりプロジェクトの活動進捗や今後の計画を説明があり、ベトナムの小中学校の総合学習の時間をつかった農村フィールドワークやTikTok等を使った動画作成などの観光教育プログラムについて説明しました。
この実施にむけたヒントを提供するために、八代一浩教授より山梨県道志村の小学校でのiPadを使った地域の民話やニュースなどを題材にした動画作成の体験学習の事例を紹介しました。また、杉山歩教授より、地域資源を使った価値創造やそれに取り組む多様な人や組織のつくり方に関する講演がありました。
大学生からは国際政策学部3年吉田龍さんが発表し、地域における観光教育の事例として、昇仙峡や笛吹市芦川町での子供たちへの観光教育の取り組みを紹介し、ベトナムでの今後の活動に関する山梨県の教訓や課題を話しました。
このプロジェクトは、ベトナム北部の農村を対象として、小中学生への観光教育活動を通じて、若者の地域への理解や愛着を向上させ、体験型観光等の地域の担い手を育てることを目的としています。
セミナーは、ベトナム側から、観光や教育に関する行政機関、地域での社会活動を行う青年団、小中学校の教員などの参加がありました。
まず、安藤勝洋教授よりプロジェクトの活動進捗や今後の計画を説明があり、ベトナムの小中学校の総合学習の時間をつかった農村フィールドワークやTikTok等を使った動画作成などの観光教育プログラムについて説明しました。
この実施にむけたヒントを提供するために、八代一浩教授より山梨県道志村の小学校でのiPadを使った地域の民話やニュースなどを題材にした動画作成の体験学習の事例を紹介しました。また、杉山歩教授より、地域資源を使った価値創造やそれに取り組む多様な人や組織のつくり方に関する講演がありました。
大学生からは国際政策学部3年吉田龍さんが発表し、地域における観光教育の事例として、昇仙峡や笛吹市芦川町での子供たちへの観光教育の取り組みを紹介し、ベトナムでの今後の活動に関する山梨県の教訓や課題を話しました。
学生の感想とコメント
セミナーではベトナムの方々の前向きな姿勢が印象的でした。初めて動画作成を学んだ人が、数時間後には立派な動画を作れるようになっていたり、ノートに沢山のメモをとっている様子が伺えました。この様子から、彼らの国に対する愛情や真剣さを感じました。また、私自身も負けてられないと思いました。彼らの真剣な思いに対して失礼がないよう、気を引き締めて頑張っていきたいと思います。
(国際政策学部総合政策学科3年 吉田龍さん)
セミナーを通じて、地域の中で自身が担える「役割」について体験的に学ぶきっかけとなりました。今後の活動では、プロジェクトに関わる全ての皆様とのより一層の協力体制と情報共有が大切になると思われます。安藤先生をはじめ関係者の皆様指導のもと、学生メンバーと共にプログラム構築に向けて努めてまいります。
(国際政策学部国際コミュニケーション学科4年 廣田凪紗さん)
(国際政策学部総合政策学科3年 吉田龍さん)
セミナーを通じて、地域の中で自身が担える「役割」について体験的に学ぶきっかけとなりました。今後の活動では、プロジェクトに関わる全ての皆様とのより一層の協力体制と情報共有が大切になると思われます。安藤先生をはじめ関係者の皆様指導のもと、学生メンバーと共にプログラム構築に向けて努めてまいります。
(国際政策学部国際コミュニケーション学科4年 廣田凪紗さん)
セミナーでの吉田龍さん(国際政策学部3年)の発表の様子
ベトナムの中学校の様子(2019年訪問時)
同プロジェクトは、2023年10月まで実施予定で、ベトナムの農村の小中学校での観光教育活動を、現地活動とオンラインを併用して行っていきます。また、ベトナムの教育関係者の山梨県への視察訪問も予定しています。